「7つの習慣」#第六の習慣:シナジーを創り出す

<#第六の習慣:シナジーを創り出す>

スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」の要約をまとめています。

ポイント
人は人と組んで何かをしようとするとき、どうしても共通点ばかりに目がいってしまいます。しかし、相違点を見つけ合うからこそお互いの良さがいかされ相乗効果が生まれ、大きな成果を得ることができる。相乗効果の本質は“違い”を尊重することにある。
相乗効果は、今まで存在しなかった新たな価値を創り出す力である。相乗効果の本質は、違いを尊重することにある。
相乗効果を生み出せない原因
・セクショナリズム(自部署のことしか考えない)
・成果主義制度(個人の成果のみを意識)
・コミュニケーション不足(安易に社内メールで用事を済す)
・業務負荷(自分の仕事をこなすことで手一杯)このような職場環境の下では、頭では理解できても具体的に行動に移し相乗効果を生み出すことは容易なことではないかもしれませんが、ひとたび共通の目的を見出せば、その目的を達成させるために、相手の相違点を受け入れそこから学ぼうとするものである。
相乗効果を生み出すプロセス

1.意欲の確認; お互いが考え出した以上の解決策を求める意欲を持つ
2.視点の反映; 自分の視点で話す前に、まず相手の視点に立って話を聴く
3.新しいアイデアの創造; 新しい考えを提案し洗練させる

まとめ
公的成功の最後はシナジー(相乗効果)についてです。シナジーは「全体の合計が各部分の和よりも大きくなること」としています。どんな相手に対しても違いを尊重して相乗効果を作り出せる、それを信じて根気強く接するからこそ第3の案が生まれることを信じるところからはじめましょう。相手に問題があるという考えではなく、すべての問題は自分の中にあるという考えるのです。

<著書紹介>

感銘を受けた著書を紹介

7つの習慣
 発売日 1989年8月15日(初版)
出版社 フリープレス
内容 7つの習慣のベースには「インサイド・アウト(内から外へ)」という考え方があります。これは、あなたを真の成功と幸福に導くものは優れた人格を持つことであり、自分自身の内面(インサイド)から外(アウト)に働きかけることであるとする考え方です。つまり、“影響を受けるより、影響を与える”という考え方です。人生の扉は、中から開くことしか出来ないのです。

インサイド・アウトの考え方をベースに、成功の鍵を握る「7つの習慣」が示されます。


スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」の要約を以下で紹介してます。

第一の習慣:主体的である

第二の習慣:目的を持って始める

第三の習慣:重要項目を優先する

第四の習慣:Win-Winを考える

第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

第六の習慣:シナジーを創り出す

第七の習慣:刃を砥ぐ

・7つの習慣の成長の連続体

<経済人物紹介>

私が、著書を通じて思想や人物像に感銘を受けた経済にかかわりをもつ人物を紹介

項目  説明
名前 スティーブン・リチャーズ・コヴィー

(Stephen Richards Covey)

生まれ 1932年10月24日

アメリカ合衆国、ユタ州、ソルトレイクシティ生まれ

死没 2012年7月16日(79歳没)
職業 作家、経営コンサルタント
出身校 ユタ大学、ハーバード・ビジネス・スクール、ブリガムヤング大学
 著書 『7つの習慣』
『第8の習慣』
思想・人物像
コヴィーは来日したときに育成についてインタビューで以下のようなことを語っています。
人間には、精神、知性、肉体、情緒という4つの側面があります。リーダーにせよ、育成担当者にせよ、部下やメンバーを育てようとするならば、この4つにうまく働きかけなければなりません。
図1:全人格的に個人を捉える4つの側面
全人格的に個人を捉える4つのニーズ
最初に配慮すべきは「精神」で、リーダーは何よりメンバーから信頼される必要があります。次は「知性」に働きかける。つまり向かうべき正しい方向を示し、自分たちが働く意義を見出してあげるのです。それができたら、業務プロセスや意思決定の仕組みといったシステムを創造する必要があります。これが整備されるとメンバーは仕事がやりやすくなる。つまり、「肉体」に働きかけることになります。最後が「情緒」です。メンバーの力と情熱を解き放つエンパワーメント(権限委譲)を行うことが必要になります。

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