「7つの習慣」#第七の習慣:刃を研ぐ

<#第七の習慣:刃を研ぐ

スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」の要約をまとめています。

ポイント
「7つの習慣」の良さはわかっていても、目の前のタスクに追われてしまい、実践することが難しいのも事実です。そんなあなたにお勧めしたいのが、第7の習慣「刃を研ぐ」ことを毎日実行することである。なぜなら、「刃を研ぐ」ことが「7つの習慣」を実践することだからだ。
「刃を研ぐ」ことは再新再生である。つまり、メンテナンスすることで、今まで以上の切れ味の良さを手にいれることです。再新再生は、あなた自身の能力を維持し高めていくためであり、、再新再生することで、常にあなたの能力を向上させるための習慣を目指す。
再新再生の4つの側面

①肉体的側面
自分の身体に気を配り、大切にすることです。身体によいものを食べ、十分な休養をとってリラックスし、定期的に運動することで身体の再新再生を図ることができる。

②精神的側面
リラックスして精神を落ち着かせる、見つめ直すこと、精神はあなたの核であり、中心であり、価値観を守り抜こうとする意志です。きわめて個人的な部分であり、生きていくうえで非常に大切なものである。

③知的側面
日頃から知識を吸収して知性を広げよと思ったら、読む習慣を身につける。読書を習慣化すれば、知性を磨くことはできる。

④社会、情緒的側面
人の役に立つ貢献(ボランティア)など社会と積極的にかかわることは、社会的側面と情緒的側面は結びつける。私たちの情緒はおもに人との関係によって育まれ、表に出てくるから、普段の生活で社会や様々な人と接するなかで十分に刃を研ぐことができる。

まとめ
「刃を研ぐ」ことを習慣化し肉体、知性、精神、社会・情緒という4つの側面全てをバランスよく伸ばしていくことが肝要である。「刃を研ぐ」ことによって自分の誠実さを高めることができ、他人に対してより影響を及ぼすことが可能になる。

影響の範囲内に目を向け、刃を研ぐことを続けることこそ、7つの習慣を成果に繋げる重要な要素である。

<著書紹介>

感銘を受けた著書を紹介

7つの習慣
 発売日 1989年8月15日(初版)
出版社 フリープレス
内容 7つの習慣のベースには「インサイド・アウト(内から外へ)」という考え方があります。これは、あなたを真の成功と幸福に導くものは優れた人格を持つことであり、自分自身の内面(インサイド)から外(アウト)に働きかけることであるとする考え方です。つまり、“影響を受けるより、影響を与える”という考え方です。人生の扉は、中から開くことしか出来ないのです。

インサイド・アウトの考え方をベースに、成功の鍵を握る「7つの習慣」が示されます。


スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」の要約を以下で紹介してます。

第一の習慣:主体的である

第二の習慣:目的を持って始める

第三の習慣:重要項目を優先する

第四の習慣:Win-Winを考える

第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される

第六の習慣:シナジーを創り出す

第七の習慣:刃を砥ぐ

・7つの習慣の成長の連続体

<経済人物紹介>

私が、著書を通じて思想や人物像に感銘を受けた経済にかかわりをもつ人物を紹介

項目  説明
名前 スティーブン・リチャーズ・コヴィー

(Stephen Richards Covey)

生まれ 1932年10月24日

アメリカ合衆国、ユタ州、ソルトレイクシティ生まれ

死没 2012年7月16日(79歳没)
職業 作家、経営コンサルタント
出身校 ユタ大学、ハーバード・ビジネス・スクール、ブリガムヤング大学
 著書 『7つの習慣』
『第8の習慣』
思想・人物像
コヴィーは来日したときに育成についてインタビューで以下のようなことを語っています。
人間には、精神、知性、肉体、情緒という4つの側面があります。リーダーにせよ、育成担当者にせよ、部下やメンバーを育てようとするならば、この4つにうまく働きかけなければなりません。
図1:全人格的に個人を捉える4つの側面
全人格的に個人を捉える4つのニーズ
最初に配慮すべきは「精神」で、リーダーは何よりメンバーから信頼される必要があります。次は「知性」に働きかける。つまり向かうべき正しい方向を示し、自分たちが働く意義を見出してあげるのです。それができたら、業務プロセスや意思決定の仕組みといったシステムを創造する必要があります。これが整備されるとメンバーは仕事がやりやすくなる。つまり、「肉体」に働きかけることになります。最後が「情緒」です。メンバーの力と情熱を解き放つエンパワーメント(権限委譲)を行うことが必要になります。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク