<インベスターZ #2巻のあらすじ>
ストーリー |
札幌市にある屈指の進学校・道塾学園(中高一貫)、主人公・財前孝史、入学試験を全5教科を満点で道塾中学校に合格する。道塾学園には各学年のトップ合格者は投資部に入部する伝統があり、孝史も投資部に入部する。孝史は投資資金100億円を与えられインベスターZというユーザ名で口座を開設し、初めての投資体験をすることになる。ゲーム会社の”ゲーキチ株”を30億円分を購入し、先輩部員たちを驚かせる。次の日10.1%上昇し3億300万円の利益を上げることになる。 |
感想 |
私は、既に投資には足を踏み入れてはいるが、中途半端な知識で試行錯誤しながら、目の前に利益に一喜一憂している投資家としてはピカピカの1年生です。そんな投資の世界に足を踏み入れたばかりの私が、今後投資とどう向き合うべきか道しるべを探している時にであったマンガがインベスターZです。私の投資にどう影響を及ぼしてくれるのかワクワクしながら、最初のページを開きました。kindleですけど・・・(笑)
1巻ということで、マンガの設定に関する説明が多く、個人的に興味がひかれたところは2カ所あった。 1つ目は、主人公の財前孝史が野球部に入ろうと考えていることを打ち明けたときの、投資部キャプテンの神代の「的外れなところで頑張ることに価値なんてない、自分の能力を生かせる場所こそ社会の利益に繋がる」という一言だ。たしかに何事も一生懸命頑張るというもっともらしい一般論を何も考えずに正しいと思い込んでるところがあったので、ギクッとしてしまった。 2つ目は、先輩部員である月浜が、お金の役割から投資の仕組みを、ストーリーに織り交ぜて解説しているところだ。これは投資を学ぼうという読者からすると、そもそも投資の成り立ちを知りたいと思うのは当たり前だが、ここまで掘り下げて調べている人は少ないと思う。もちろん私もその一人だ。お金の誕生までの話では、農耕民族の誕生したのが1万年前、お金が流通し始めたのが4500年前というところから、お金の本質的な役割はコミュニケーションツールであるというところまで細かく解説がされていた。さらには錬金術により魔法にかけられていることについても触れられてした。 この2つだけとっても私はこのマンガを読み進める意味があると感じた。2つとも私が思考が到達できない視点で物事をとらえ、解説されていたからだ、この著者に興味をもったのかもしれないが、とにかく今は2巻がたのしみである。 |
<著書紹介>
感銘を受けた著書を紹介
インベスターZ | |||||||||||||||||||||||||
発売日 | 2013年 | ||||||||||||||||||||||||
出版社 | 講談社 | ||||||||||||||||||||||||
この本こそ私も含め素人の投資家に読んでほしい本だと思い、世界に向けて、あらすじと私の感じたことを紹介してます。
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<経済人物紹介>
私が、著書を通じて思想や人物像に感銘を受けた経済にかかわりをもつ人物を紹介
項目 | 説明 |
名前 | 三田 紀房(みた のりふさ) |
生まれ | 1958年1月4日 岩手県北上市 |
職業 | 漫画家 |
著書 | 『ドラゴン桜』、『クロカン』などの漫画で有名
2005年:第29回講談社漫画賞 |