ファンド分析を始める前の前提知識

ファンド分析を行うための情報は、目論見書にあります。目論見書には募集または売出しのためにその相手方に提供する文書で、ファンドの発行者の事業その他の事項に関する説明を記載したものです。

目論見書は、投資信託の内容がくわしく書かれているため、全てを読むのは大変なことです。そこでポイントをつかむために、ファンドの目的、投資対象などポイントについてしっかり把握することをお勧めします。

目論見書を見る時のポイント

項目 ポイント
表紙 投資信託の正式名称や投信協会の分類が記載されています。
ファンドの目的・特色 投資信託の主な目的や投資対象などが記載されています。
ファンドの仕組み ファンドオブファンズ方式かファミリーファンド方式かといった説明が記載されています。
主な投資制限・主な価額変動リスク 投資対象の制限や投資信託の時価である基準価額が変動する要因などが記載されています。
購入単位 最低申込単位が記載されています。
購入価額 投資信託の申込時の基準価額は、通常、申込日の基準価額となります。
購入手数料率 購入時手数料は銀行や証券会社など販売会社によって異なります。詳しくは販売会社に問い合わせましょう。
信託期間 無期限もしくは償還日が記載されています。
決算日 決算日を知ることで、その投資信託が毎月決算型なのか3カ月決算型なのかなど、原則、年に何回分配が行われるかがわかります。
換金価額 投資信託を中途換金する場合、いつの基準価額が適用されるかが記載されています。
信託財産留保額 投資信託を解約するとき運用上かかる費用を解約する人と保有している人で公平に負担するための費用です。
信託報酬 投資信託を保有している間にかかる費用です。
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