投資信託(ファンド)の信託期間とは?

投資信託(ファンド)の信託期間とは、投資信託の運用がスタートする「設定日」から、運用が終了する「償還」までの期間を指します。「信託期間」が終了すると投資信託は「償還」します。

※償還とは、元来は債務を返済することであるが,株式用語としては債券やユニット型投資信託の期限が満期になり,投資家に金を返還することをいいます。日本では通常,債券の満期は 10年であるが,期限の途中で返す場合もある。これを期中償還といいます。

「信託期間」ってなに

証券会社に集められた資金は、「設定日」を機に運用が開始されます。「信託期間」とは、この投資信託が運用されている期間を示しています。そして、「信託期間」の末日が「償還日」です。

信託期間例

【設定日】 2011.08.31
【償還日】 2021.08.27
【決算日】 2月、5月、8月、11月27日

上記のように設定されている場合の、信託期間は、2011/8/31-2021/8/27となります。

投資信託(ファンド)における信託期間に留意事項

中長期の運用を目的としているのに、償還まで半年、1年の投資信託を買っても意味がありません。「償還延長」といって、「信託期間」が延長されるケースもありますが、念のため残りの「信託期間」が短い投資信託などは避けたほうがいいでしょう。なお、純資産額が少ない場合などは当初設定された「信託期間」よりも前倒しに償還されることもあります。これを「繰上償還」といいます。

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