ファイブフォース分析とは、業界の収益性を決める5つの競争要因から、業界の構造分析をおこなう手法のことです。マイケル・ポーターが提唱したものです。
「供給企業の交渉力」「買い手の交渉力」「競争企業間の敵対関係」という3つの内的要因と、「新規参入業者の脅威」「代替品の脅威」の2つの外的要因、計5つの要因から業界全体の魅力度を測るものです。
ファイブフォース分析
| 新規参入の脅威 | ||||
| ↓ | ||||
| 供給企業の交渉力 | → | 競合他社との競争関係 | ← | 買い手の交渉力 |
| ↑ | ||||
| 代替品の脅威 |
競合他社との競争関係以外に新規参入の脅威や代替品の脅威がどれくらいあるかや、仕入れ先の供給者側の交渉力の強さ（売り手市場）、顧客の交渉力の強さ（買い手市場）を分析します。また新規参入や代替品の脅威はシェアに影響し、それにより交渉力にも影響するとされています。
参照元：経営戦略立案プロセス
※ITエンジニアの考える経営戦略プロセスについて解説