タカラトミー (7867)  ※2017年11月11日

株価 ※2017年11月11日

現在値[円] 1,652
前日比[円] +35 (+2.16 %)
始値[円] 1,599
高値[円] 1,659
安値[円] 1,582
前日終値[円] 1,617
出来高 1,926,700

投資実施判断

保留

投資根拠:業績は右肩上がりで順調ではあるが、ハロルド・ジョージ・メイ社長の今後の手腕に対する将来的な期待も含まれた株価である。PBR・PERの値を冷静にみると決して割安とはいいがた、年初来安値が1000円強ということも考えて、様子見と判断。

孔子の兵法に基づく投資戦略・戦術

※孔子の兵法を参考に徹底的な情報収集と分析による的確な投資戦略・戦術をたて、私の投資理念である「未来の芽を育て、自分の人生も豊かにする」の実現を目指す。基本情報分析/ファンダメンタル分析/テクニカル分析の3つの分析から投資判断を行う。

★基本情報分析

私の息子も大好きトミカを作る会社。しかし、先週11月7日にタカラトミーの株価が急落。第2四半期累計(4~9月)連結決算は、売上高879億7500万円(前年同期比14.7%増)、営業利益65億7200万円(同2.5倍)、純利益42億2600万円(同7.1倍)と大幅増益と好調であったが、同時に業績回復の立役者であるハロルド・ジョージ・メイ社長が12月31日付で辞任すると発表したことを受けて、先行きに対する不透明感から売りが殺到。社長交代による影響は未知数、次期社長の手腕が試されるが、海外展開など積極的に行っており、期待が持てる企業であることは間違いない。

★ファンダメンタル分析

<ファンダメンタル分析ポイント>

・自己資本率が30%超と安定感あり

・業績も右肩上がり

・財務視点でも健全

※ファンダメンタル分析についての詳細はココを参照

★テクニカル分析

<テクニカル分析ポイント>

・グランビルの8法則のうち買いポイントである。移動平均線が上昇トレンド中に、株価が移動平均線を下抜けたとき(押し目買い)の絶好のチャンス。

※テクニカル分析についての詳細はココを参照

分析のための情報

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基本情報

決算 3月
設立 1953.1
上場 1997.9
事業概要 玩具大手。06年タカラ吸収合併。『トミカ』等定番品多い。11年買収の米国玩具大手立て直し途上
連結事業 玩具他・日本70(8)、同・北米・欧州・オセアニア24(-1)、同・アジア6(2)【海外】37 <17・3>
業種名 その他製品
発行株式数 96,290千株

ファンダメンタル情報

★貸借対照表(バランスシート)

※貸借対照表は、会社が事業資金をどのように集めて(総資本…右側)、どのような形で保有をしているか(資産…左側)を表すもの

財務<連17.6>百万円 備考
総資産 144,330 [流動資産+固定資産=総資産]

※貸借対照表(左側)の総資本と同額となる

自己資本 52,396 [総資本ー負債=自己資本]
自己資本比率 36.3% [自己資本÷総資本=自己資本比率]

※返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値

資本金 3,459 ビジネスを運営する上での元手金
利益剰余金 30,017 企業が生み出した利益を積み立てたお金
有利子負債 51,912 利子をつけて返済しなければならない負債

★損益計算書

※企業の一定期間の経営成績を「収益」「費用」「利益」から見ることができるもの

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株益(円) 1株配(円)
連15.3 149,938 2,466 2,014 -1,817 -19.9 10
連16.3 163,067 2,698 1,459 -6,703 -78.7 10
連17.3 167,661 7,744 7,823 5,372 61.9 10
連18.3予 173,000 9,500 9,500 6,300 67.0 10
連19.3予 178,000 10,500 10,500 6,500 69.2 10
指標等<連17.3> 備考
ROE 12.2% 予12.0% 自己資本利益率[当期純利益/株主資本]
ROA 3.4% 予 4.4% 資産利益率[当期純利益/総資産]
PBR

(リアルタイム)

3.00倍 株価純資産倍率

※PBRの数値は、1倍以下なら割安

PER

(リアルタイム)

26.70倍

[時価総額÷純利益]

※時価総額とは、“株価×発行済み株式数”

※[株価÷1株あたりの利益]と同じ

※15倍以下なら割安

 PCFR

(リアルタイム)

11.28倍 株価キャッシュフロー倍率

[株価÷1株あたりキャッシュフロー]

※PERを補完する指標で高PERでも設備投資に積極的な企業は低PCFRとなる

キャッシュフロー 億円 備考
営業CF 24,896 ( 8,675) 仕入れや販売によるキャッシュの流れ
投資CF -3,793 (-3,974) 固定資産の売買によるキャッシュの流れ
財務CF -1,927 (-6,014) 借入や返済、配当金支払いによるキャッシュの流れ

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