ダブル・スコープ(6619)  ※2017年12月15日

株価 ※2017年12月15日

現在値[円] 2,142
前日比[円] -22 (-1.02 %)
始値[円] 2,158
高値[円] 2,167
安値[円] 2,122
前日終値[円] 2,164
出来高 313,900株

投資実施判断

判断保留

投資根拠:これから必ず需要増が確実なリチウムイオン電池のセパレーターと呼ばれる部材の製造。今期は増収減益を予想。今期経常利益は平均値は77.8%減益の550百万円で、会社予想800百万円に対しマイナス予測となっている。今期は試作品作製費用や人件費負担が重なり一旦は落ち込むが、来期以降は明るい材料が多いので、資金さえあれば投資対象としたい。何よりEV自動車で需要増が確実なリチウムイオン電池を取り扱う専門企業として期待したい。

孔子の兵法に基づく投資戦略・戦術

※孔子の兵法を参考に徹底的な情報収集と分析による的確な投資戦略・戦術をたて、私の投資理念である「未来の芽を育て、自分の人生も豊かにする」の実現を目指す。基本情報分析/ファンダメンタル分析/テクニカル分析の3つの分析から投資判断を行う。

★基本情報分析

補助金見直しで中国EV向け上期停滞し、新規顧客向け試作品作製費や償却負担で営業減益。18年12月期は中国向けが急回復を見込む。村田製作所や韓国LG向け拡大続く。欧米自動車向けの需要拡大と試作品作製費用や人件費負担こなし営業大幅増益となれば、その勢いで東レや旭化成に攻勢をかけることになりそう。投資も積極的。韓国に200億円投資で4ライン増設、18年下期から19年上期に量産開始、既存技術生かしキャパシタにも意欲的

★ファンダメンタル分析

<ファンダメンタル分析ポイント>

・自己資本率が50%超と安定感あり

・財務視点では利益の落ち込みが気になる

・キャッシュフローは積極投資を表している

※ファンダメンタル分析についての詳細はココを参照

★テクニカル分析

<テクニカル分析ポイント>

・移動平均線が上昇トレンド中であるが、株価が移動平均線を上をいっている状態。下抜けたときがねらい目

※テクニカル分析についての詳細はココを参照

分析のための情報

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基本情報

決算 12月
設立 2005.10
上場 2011.12
事業概要 リチウムイオン電池セパレーター専業メーカー。日本本社だが、生産は韓国、販売先は日中韓
連結事業 リチウムイオン二次電池用セパレータ100【海外】96 <16・12>
業種名 電気機器
発行株式数 10/31 31,177千株
従業員 <17.9>連476名 単10名(39.0歳)[年]518万円

ファンダメンタル情報

★貸借対照表(バランスシート)

※貸借対照表は、会社が事業資金をどのように集めて(総資本…右側)、どのような形で保有をしているか(資産…左側)を表すもの

財務<連17.9>百万円 備考
総資産 40,277 [流動資産+固定資産=総資産]

※貸借対照表(左側)の総資本と同額となる

自己資本 20,885 [総資本ー負債=自己資本]
自己資本比率 51.9% [自己資本÷総資本=自己資本比率]

※返済不要の自己資本が全体の資本調達の何%あるかを示す数値

資本金 7,672 ビジネスを運営する上での元手金
利益剰余金 4,074 企業が生み出した利益を積み立てたお金
有利子負債 17,563 利子をつけて返済しなければならない負債

★損益計算書

※企業の一定期間の経営成績を「収益」「費用」「利益」から見ることができるもの

【業績】 売上高 営業利益 経常利益 利益 1株益(円) 1株配(円)
連14.12 4,522 332 695 528 18.7 0
連15.12 7,448 1,909 2,054 1,829 64.5 5
連16.12 9,048 2,370 2,479 1,945 65.3
2.5
連17.12予 10,000 1,000 800 600 19.2 2.5
連18.12予 18,000 3,600 3,400 2,550
81.8
2.5~3
指標等<連17.3> 備考
ROE 11.8% 予2.9% 自己資本利益率[当期純利益/株主資本]
ROA 6.4% 予1.5% 資産利益率[当期純利益/総資産]
PBR

(リアルタイム)

3.21倍 株価純資産倍率

※PBRの数値は、1倍以下なら割安

PER

(リアルタイム)

32.81倍

[時価総額÷純利益]

※時価総額とは、“株価×発行済み株式数”

※[株価÷1株あたりの利益]と同じ

※15倍以下なら割安

 PCFR

(リアルタイム)

21.91倍 株価キャッシュフロー倍率

[株価÷1株あたりキャッシュフロー]

※PERを補完する指標で高PERでも設備投資に積極的な企業は低PCFRとなる

キャッシュフロー 億円 備考
営業CF 2,729 ( 2,668) 仕入れや販売によるキャッシュの流れ
投資CF -7,460 (-3,562) 固定資産の売買によるキャッシュの流れ
財務CF 11,384 ( 924) 借入や返済、配当金支払いによるキャッシュの流れ

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