ビットコインとは?

ビットコインとは、インターネット上でやりとりする仮想通貨の一つです。1300種類以上あるとされる仮想通貨の中で時価総額が32兆円と最大で仮想通貨全体の6割を占めている。

2008年にサトシ・ナカモトと名乗る今の正体不明の人物がネット上で発表した論文から誕生した仮想通貨です。いまでは本家から分離した仕組みの異なる新仮想通貨が相次いで誕生していいます。例えば、ビットコインキャッシュもその一つです。

ビットコインの特徴

ビットコインは円やドルなどの法定通貨と異なり、中央銀行に相当する管理者がいないのが特徴です。つまり、ビットコインは、銀行のような中央を経由せず、直接、1対1で通貨のようなものを取引できる仕組みなのです。これはつまり、サーバー・クライアントモデルに基づいた信用によらず、取引ができるということになります。この仕組みは、P2P(Peer-to-peer)技術と、公開鍵暗号などの暗号技術を用いて実現されています。この仕組みをブロックチェーンと呼びます。

ビットコインが作られた目的

10年前までの仮想通貨の位置づけは、特定のゲームや Web サイト内でのみ使える仮想通貨は、企業単位で作られており、利用者を囲い込むことを目的としていました。

一方のビットコインは、国家単位で運営されている円やドルと同じく、経済活動を円滑に進めるために作られた仮想通貨なのです。ビットコインを理解するにあたり、この目的の違いが今までの仮想通貨とは似て非なるものと言われる所以なのです。サトシ・ナカモトと名乗る今の正体不明の人物はビットコインが世界中で日常生活で使えるようにすることを目指して考案しています。仮想の通貨なので紙幣や硬貨は存在しませんが、ビットコインを使用すれば、パソコンやスマートフォンをお財布代わりにして、物の売買が実現できるようになるのです。まだまだ発展途上ではありますが、円やドル以上に利便性が高く、安定し、世界中で利用できる次世代の通貨をめざして作られた仮想通貨なのです。

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