キャッシュレス決済がIT進化で多様化

[ニュース媒体] 日経新聞

[空・雨・傘 + How To Do]

※[空・雨・傘+How To Do]フレームワークについては、ここで説明してます。

 [空] ※事実の把握

  • キャッシュレス決済とは紙幣や硬貨を使わない決済方法
  • 3つの支払い方式(プリペイド、リアルタイムペイ、ポストペイ)がある
  • プリペイド(前払い):あらかじめ一定額をチャージ
  • リアルタイムペイ(即時払い):預金口座から直接引き落とす
  • ポストペイ(後払い):クレジットカードなど後で引き落とし
  • 現金志向の強い日本はキャッシュレス決済比率が2割と低い
  • 韓国のキャッシュレス決済比率は8割超
  • 中国・インド・英国・米国のキャッシュレス決済比率は4割を超えている
  • 都内でクレジットカードが使える店は1/3程度
  • 政府はキャッシュレス決済比率を4割と目標設定
  • ボストンコンサルティング会社の調査では、現金決済によるATM管理や現金輸送などの人件費に2兆円のコストがかかっている
  • みずほ銀行も、銀行だけでなく小売りや外食産業もいれると現金決済による社会的なコストは8兆円と試算
  • 三井住友FGはスマホ決済(アリペイ、d払い、LINEペイ、アップルペイ、グーグルペイ)やICカード決済(Suica、Edy)などを1つの端末で可能にする

 [雨] ※事実に基づく分析・解釈

  1. 日本のキャッシュレス化は先進国に比べると遅れている
  2. スマートフォンによる決済などITによるキャッシュレス決済に変革が進む
  3. キャッシュレス比率が低いだけに伸びしろもある
  4. キャッシュレス化の遅れは外国人観光客離れなど機会損失につながる
  5. 政府の後押しもあり、日本のキャッシュレス決済は広がっていく
  6. キャッシュレス決済が進めば、コストが抑えられ、新たなサービスに振り向けられる
  7. 現金輸送やATM管理業務は職を失う
  8. 企業にとっては自社のキャッシュレス決済の利用者が増えるとサービスや製品で消費者の囲い込みができるので、キャッシュレス決済に力をいれる
  9. キャッシュレス決済の普及は事業競争力を左右する

 [傘] ※分析・解釈に基づく投資家としての行動あるいは提案

  • キャッシュレス決済による囲い込みが可能になる事業展開を行う企業に注目

 [How To Do] ※どのように行動・実行するか

  1. 自社の経済圏をいかに確率するビジョンが明確に描けているか、それを読み取る先見の明が必要だ
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