サイバー防御・AIの専門家育成を強化

[ニュース媒体] 日経新聞

[空・雨・傘 + How To Do]

※[空・雨・傘+How To Do]フレームワークについては、ここで説明してます。

 [空] ※事実の把握

  1. 富士通やNECなど国内情報システム大手でサイバー防御・AIの専門家育成に力を入れている
  2. 企業のIT需要は多様化している
  3. 需要に合わせて国内情報システム大手は従来型のシステム構築を手掛けてきたシステムエンジニアのキャリアチェンジを図っている
  4. 富士通は社内認証制度や研修を通じて、2019年までにサイバーセキュリティ関連の人材を現在の5倍にあたる1万人に増やす。対象は国内の1万4千人のシステムエンジニア。
  5. セキュリティ技術のシステムへの組み込み方やIOTセンサーなどでサイバー防御技術を習得させる
  6. NECもセキュリティー専門技術者を2018年までに現在の2割増の1200人まで増やす
  7. AI人材についても富士通やNEC、日立など国内情報システム大手は、新規採用は業界全体で人材争奪が激化しているなかで、社内人材発掘に力を入れている
  8. 経済産業省は国内IT人材が2020年に29万人不足すると試算している

 [雨] ※事実に基づく分析・解釈

  1. 富士通やNECなど国内情報システム大手は、サーバやソフトを購入せずインターネット経由で情報システムを利用するクラウドサービスが普及した時同様に海外ベンダに後れを取らないために、セキュリティやAI人材強化にリソースを振り向けている
  2. 大手がこぞってセキュリティやAI人材強化していることから、その領域で需要が見込めることは明らかであるし、市場拡大も各調査会社が発表している
  3. 富士通やNECは半導体や通信機器の技術者も含めて人材発掘をしていることを考えるとIT技術者はさらに重宝されるようになり価値が上昇する可能性が大いにあるが、IT技術者の中でも勝ち負けがはっきりしてくると予想される。世の中が求めているのは提案型(自ら考えソリューションを創出)人材である

 [傘] ※分析・解釈に基づく投資家としての行動あるいは提案

  1. 人材派遣会社(テンプ、パソナなど)や転職仲介企業(リクルートやマイナビなど)は大小様々あるが、投資するときにIT業界に強く、さらにはセキュリティやAI人材が豊富な企業は要チェックである
  2. 今後拡大が間違いない成長市場であるセキュリティやAIを主に事業を展開している企業は要チェックである

 [How To Do] ※どのように行動・実行するか

  1. セキュリティやAIを主に事業を展開している企業分析を行う

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