中央銀行にデジタル通貨の待望論

[ニュース媒体] 日経新聞

[空・雨・傘 + How To Do]

※[空・雨・傘+How To Do]フレームワークについては、ここで説明してます。

 [空] ※事実の把握

  1. 中央銀行が法的に裏付けられたディジタル通貨の発行を検討しはじめている
  2. ロシアは仮想通貨イーサリアムを生んだ起業家ブテリン氏と協力してシステム開発を進めている
  3. スウェーデンではeクローナの発行に関する可否を2018年末に判断する
  4. エストにはは、エストコインを発行する
  5. オランダ、カナダ、イギリスも仮想通貨の検討を開始
  6. ビットコインの時価総額は9兆円、すべての仮想通貨を合算すると19兆円に達する

 [雨] ※事実に基づく分析・解釈

  1. ビットコインが驚異的なスピードで普及し続けると資金決済サービスなど自国の通貨の存在感が低下し、金融政策に影響が出る可能性があり、中央銀行も危機感を覚えている
  2. 日銀でも第2の円となる安全なディジタル通貨の活用論が広がっている
  3. ディジタル通貨を中央銀行が検討する背景には金融政策の有効性を守るため
  4. Suicaは円の裏付けがあることで成立しているが、ビットコインなどの仮想通貨は価格変動・流量を制御できず外貨と同じ
  5. 19世紀に通貨の独占権を握った中央銀行がブロックチェーン(分散台帳)という画期的な技術に支えられた仮想通貨の急成長で、グローバル競争に巻き込まれている
  6. まずはMUFGコインなどの仮想通貨との当座預金のやりとりから一歩踏み出したいというのが日銀の想い
  7. 日銀も通貨の利便性と技術革新と向き合う時に来ている

 [傘] ※分析・解釈に基づく投資家としての行動あるいは提案

  1. 企業や団体が発行する仮想通貨と中央銀行が発行する仮想通貨が共存する日がくることを見越してどのような未来が待っているのか予測できない

 [How To Do] ※どのように行動・実行するか

  1. 仮想通貨を扱う企業の収益は要チェック

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