[ニュース媒体] 日経新聞
[空・雨・傘 + How To Do]
※[空・雨・傘+How To Do]フレームワークについては、ここで説明してます。
[空] ※事実の把握
- 経済産業省は、日本の成長力底上げのため、新しい分野のものづくりを育てるためにAI(人工知能)のデータ処理などに特化した半導体を開発する企業や研究者を支援する
- 試作段階から巨額費用が必要になるため大企業以外手を出しにくかったが国がかわりに専用ソフトや設備を買い上げ先端分野の開発と育成環境を整える。
- AIは膨大な計算を同時に処理するため使うソフトウェアとそれにあった半導体が肝
- グーグルやインテル、マイクロソフトが既にAI用の半導体開発を始めている
- AI用半導体とは、大量のデータ計算を同時に進めると同時に物事のおおまかな傾向をつかむ力をもつ半導体をいう
- 画像処理ににていることからエヌビディア製GPUが使われているが、グーグルがAI専用にTPUを開発した
- 国内では大手以外でもプリファードネットワークスやディープインサイトなどが開発に名乗りを上げている
- 半導体設計のための専用ソフトが年5億~10億円のライセンス料が必要で、検証設備も10億円ほど必要となるため、中小企業には高かったハードルを下げる
- 次世代半導体の基礎研究支援の為に経済産業省は概算要求に100億円を求める
[雨] ※事実に基づく分析・解釈
- 日本の産業構造がモノからサービスに比重が移るなか、あらゆるモノがネットにつながるIoT技術は様々な分野での活用が見込まれる
- AIに国が支援するのはクラウドコンピューティングの世界で後塵を拝してしまったことの反省から、積極的に支援していると思われる。製造業を得意分野としてきた日本は、自動運転やスマート向上などのデータ処理の分野では十分に勝機はありとみており、トヨタとインテルが共同でコネクテッドカー実現に向けたコンソーシアムを立ち上げるなど主導権争いが本格化してきていて、さらに国が後押しする体制になっている。
- AIやIoT分野においては、国からの支援を利用して施策を実行できる企業が業界を引っ張っていくことになる
[傘] ※分析・解釈に基づく投資家としての行動あるいは提案
- 国と連携した開発や研究を行っている企業は要チェックである
- 今後拡大が間違いない成長市場であるAIやIoTを主に事業を展開している企業は要チェックである
[How To Do] ※どのように行動・実行するか
- AIやIoTを主に事業を展開している企業分析を行う