[ニュース媒体] 日経新聞
[空・雨・傘 + How To Do]
※[空・雨・傘+How To Do]フレームワークについては、ここで説明してます。
[空] ※事実の把握
- ブロックチェーンとは、取引記録を複数のコンピュータで記録し共有することで互いに監視しあいながら正しい記録を鎖のようにつなげるデータを蓄積管理する技術
- 専用線を使い巨大サーバで一元管理する従来の手法と比べ、システムを低コストで構築可能
- パブリック型とプライベート型の2つに分かれる
- IoTの普及で小口の資金決済が飛躍的に増えるのを見据えた高速決済処理システムを開発
- 新システムは、ブロックチェーン(分散型台帳)技術を使う
- 1日に可能な決済処理量を従来の10倍に高めた
- IoT対応機器は2015年から5年間で2020年には、250億台にふくらむ見込み
- 今後の需要動向として、カーシェアやレンタル家電を稼働させるたびに課金される仕組みが広がっていくと考えられており、それに比例し小口決済が増える
- 2019年度をめどに実用化を目指している
- 米アカマイ・テクノロジー社と共同開発
- アカマイ者の世界135か国に24万台のサーバを利用し、地理的に最も近いサーバが自動選択され決済が行われる仕組みを構築
- アカマイ社の膨大な情報をどのサーバを使って効率よく高速配信するかという技術を決済処理にも活用
- 様々な分野で活用が模索
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分野 主な実験参加者 内容 銀行 SBIリップルアジア 国際送金、個人間送金 株式市場 東証、IBM 有価証券の取引記録 保険 東京海上、NTTデータ 貿易の貨物保険の書類処理 ポイント デジタルガレージ 電子マネーなどのポイント交換
[雨] ※事実に基づく分析・解釈
- 利用者にとってスムーズにキャッシュレスで決済できる場所や手段が増える見込み
- 決済処理能力が高まることで取引コストも引き下げられる
- 三菱UFJの世界インターネット取引の3割がアカマイを経由することになる
- 取引コストを抑えれば、加盟店手数料負担も安くなり、加盟店が増える
- 政府が推進するキャッシュレス化にも影響する
- 不動産の契約や登記、貿易関係でもブロックチェーン技術の応用が期待
[傘] ※分析・解釈に基づく投資家としての行動あるいは提案
- キャッシュレス決済のプラットフォーム(仕組)を提供する企業に注目。
- ネットワーク効果が見込まれるなら早めに注目し投資判断が必要
[How To Do] ※どのように行動・実行するか
- キャッシュレス決済というキーワードにアンテナを立て情報収集を継続