孫武(そんぶ)

<経済人物紹介>

私が、著書を通じて思想や人物像に感銘を受けた経済にかかわりをもつ人物を紹介

項目  説明
名前 孫武(そんぶ)

生まれ 紀元前535年 斉国出身
死没 没年不詳
職業 中国古代・春秋時代の武将・軍事思想家
特徴 兵法書『孫子』の作者とされており兵家の代表的人物

孫臏の先祖。「孫子」は尊称である。

 著書 『孫子兵法』(そんしひょうほう)は、紀元前500年ごろの中国春秋時代の軍事思想家孫武の作とされる兵法書。武経七書の一つ。古今東西の兵法書のうち最も著名なものの一つである。紀元前5世紀中頃から紀元前4世紀中頃あたりに成立したと推定されている。

※「孫子の兵法まとめ」でも概要について説明してます。

思想・人物像 『孫子兵法』以前は、戦争の勝敗は天運に左右されるという考え方が強かったが、孫武は戦争の記録を分析・研究し、勝敗は運ではなく人為によることを知り、勝利を得るための指針を理論化して、本書で後世に残そうとした。

<著書紹介>

感銘を受けた著書を紹介

孫子兵法
 発売日 紀元前4世紀、5世紀
出版社 不明
内容 孫子は戦争を極めて深刻なものであると捉えていた。それは「兵は国の大事にして、死生の地、存亡の地なり。察せざるべからず」(戦争は国家の大事であって、国民の生死、国家の存亡がかかっている。よく考えねばならない)と説くように、戦争という一事象の中だけで考察するのではなく、あくまで国家運営と戦争との関係を俯瞰する政略・戦略を重視する姿勢から導き出されたものである。それは「国を全うするを上と為し、国を破るは之に次ぐ」、「百戦百勝は善の善なるものに非ず」といった言葉からもうかがえる。

以下の13篇からなる。

計篇 – 序論。戦争を決断する以前に考慮すべき事柄
作戦篇 – 戦争準備計画
謀攻篇 – 実際の戦闘に拠らずして、勝利を収める方法
形篇 – 攻撃と守備それぞれの態勢
勢篇 – 上述の態勢から生じる軍勢の勢い
虚実篇 – 戦争においていかに主導性を発揮するか
軍争篇 – 敵軍の機先を如何に制するか
九変篇 – 戦局の変化に臨機応変に対応するための9つの手立て
行軍篇 – 軍を進める上での注意事項
地形篇 – 地形によって戦術を変更すること
九地篇 – 9種類の地勢について説明し、それに応じた戦術
火攻篇 – 火攻め戦術
用間篇 – 「間」とはスパイを指し、敵情偵察の重要性を説く

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